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ヘルメットはどんなのを使ってるんだ? |
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えっと、フルフェイスです。
教習所の先生が、フルフェイスかジェットじゃなきゃダメだと言ってたので。 |
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うむ、合格だ。(←何の?)
ヘルメットには大きく分けて3種類ある。
フルフェイス |
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ヘルメットをかぶったり脱いだりする際には、メガネを外す必要がある、ヘルメットをがぶったままではタバコを吸ったりジュースを飲んだり出来ない、重い、などのデメリットはあるが、それらを補って余りある高い安全性が魅力。
価格的にはピンキリだが、高価なものは軽さ、通気性などにも優れているものも。
安全性・強度 |
☆☆☆☆☆ |
手軽さ |
☆☆ |
通気性・通風性 |
☆☆☆ |
価格 |
標準〜かなり高価 |
オススメ度 |
☆☆☆☆ |
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オープンフェイス/ジェットヘルメット |
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頭部、耳、頬までガードされているタイプ。通気性・通風性のにも優れる。
メガネをかけたままのヘルメットの着脱、ジュース、タバコも可。
安全性も高いレベルで確保されている。
ツーリング用としてはオススメだ。
安全性・強度 |
☆☆☆☆ |
手軽さ |
☆☆☆☆☆ |
通気性・通風性 |
☆☆☆☆ |
価格 |
安価〜高価 |
オススメ度 |
☆☆☆☆☆ |
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ハーフ/半キャップ/半帽 |
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お椀のような形をしたもの。耳や頬が出ている。
安全性に対する期待はあまりできないだろう。
ツーリング用にはオススメできない。
125cc以下の排気量でしか使えないものもあるので注意。
安全性・強度 |
☆ |
手軽さ |
☆☆☆☆☆ |
通気性・通風性 |
☆☆☆☆ |
価格 |
安価 |
オススメ度 |
- |
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※評価は一般的なもの。全てのモデルに当てはまるわけではないです。
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半キャップって、なんだか危なそうな感じですね。 |
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そうだな。
転倒時には顔面、特に頬(ほっぺた)を地面にぶつけるという状況は結構多いらしい。
シールドが装着された、フルフェイスかジェットヘルメットをして欲しい。 |
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選ぶポイントとしては、どんなことがあるんですか? |
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ヘルメットには、サイズがある。
頭の周囲をメジャーで測り、合うものを選んで試着してみよう。
頭を振ったりして、ヘルメットがグラグラ動くようではダメだ。
サイズが合っていないか、別のモデルを試してみよう。
内装パッドなどのパーツを交換して、微調整が可能なモデルもある。
ヘルメットを買うときには、詳しい人と一緒に行くか、ショップスタッフ相談しながら買うのが一番安心かな。
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いずれにしても、試着してみて決めることが重要ですね。
ところで、価格的にもピンキリって感じですけど、高いのってそんなにいいんですか?
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結論から言うと、高いヘルメットは良い。
これは経験からはっきりと断言できる。
高価なものと安価なものを比べると、具体的に以下のような差がある。
@フィット感、かぶり心地がよい。
帽体の全体で、頭に優しくフィットする。
内装パーツの品質も良い。
A強度が高く、軽い。
強度を確保しようとすると重くなりがちなヘルメットだが、その両立のレベルが高い。
B通気性・通風性に優れる。
ベンチレーションが効果的に働く。また、ベンチレーション=ヘルメットに穴を開けるわけだが、強度の低下が最小限に食い止められている。
当然シールドも曇りにくい。
B衛生的である。
内装パーツをを取り外し、洗濯することができる。
これらが高次元でバランスしている。 |
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なるほどー。
カッコイイだけじゃなかったんですねー。納得です。
ちなみに、なにかオススメのモデルってありますか? |
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そうだな、個人的な意見になってしまうが、
アライ(arai)のフルフェイスであれば
・PROFILE
アライ(arai)のジェットヘルメットであれば
・SZ-RAMV(特にオススメ!)
ショウエイ(SHOEI)のフルフェイスであれば
Z-5
ショウエイ(SHOEI)のジェットヘルメットであれば
・J-FORCEU(特にオススメ!)
・J-STREAM
個人的には、このあたりかな。
実際に使ってみると、4万円前後のモデルがとても良く感じる。
先生はショウエイ J-FORCEU→アライ SZ-RAMVというように買い換えたんだけど、ともに甲乙付けがたい。先生が大好きなモデルだ。
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実は僕、ショウエイのZ-5を使ってるんですが、ショップの店員さんに薦められるがままに買ったのですよ。
買ったときには高いなー、とも思ったんですけど、今思えばよかったんですね。 |
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そういうこと。
ヘルメットって、安いものじゃないし、頻繁に買い換えるものでもない。
何年か使うことを考えて、快適性と安全性、予算の許す限り、いいものを選びたいね。
レースに使われるような本当に高価なものから、申し訳程度の半キャップまで、本当にヘルメットはピンキリだ。
ヘルメットは乗車中には常にかぶっているものであり、もしもの時には命を守ってくれるかもしれないもの。
乗っているバイクのタイプや排気量に関係なく、用品の中では一番フンパツしたいところだ。
あと、ヘルメットをかぶるときにはあご紐をきちんと締めて、転倒したときに脱げたりしないように注意だ。
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