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自作テールボックスのススメ
ツーリングの日数が重なるほど、頭を悩ませるのがバイクの積載性。
雨具、防寒用具、着替え、洗面用具、温泉アイテム、キャンプツーリング場合にはテントや寝袋などなど、、、
ロングツーリングではどうしても大荷物になりがち。

そこで、バイクに大きな箱を付けて問題解決。無敵の積載性を確保しましょう。






 作りかた

ドリルで箱に穴を開け、金具をボルトやワッシャー等で取り付けるだけです。
一度穴を開けてしまうとふさぐことは困難なので、穴の位置はきちんとマーキングしてから開けましょう。




↑ボックス外観。使った金具は
側面がアイボルト×4U字金具×4、およびナットワッシャー
ふたがU字金具×4それをナット、ワッッシャーで固定しています。
カラビナを付けておくと何かと便利です。



↑アイボルトとU字金具の取り付け部。
ワッシャーで補強しています。



↑アイボルトとU字金具の取り付け部、裏側。
U字金具はワッシャーで、アイボルトはステンレス製のプレートで補強しています。



↑箱の内部。底面は厚さ9mmのコンパネで補強しています。
ボルトナットおよびワッシャーで固定。



↑ふたの裏側のU字金具取り付け部も、やはりナット、ワッシャー。
カラビナを蝶番のように使い、箱のふたが飛ばないようにしています。


 かかった費用

資材名 単価 数量 金額
コンテナボックス(アイリスオーヤマ社製) 1,280 1 1,280
ステンレスプレート 294 2 588
アイボルト 178 4 712
U字金具 42 8 336
レジャーマット 105 1 105
コンパネ 298 1 298
ボルト、ナット、ワッシャー 一式 780
ボックス固定用 荷締ベルト 336 2 672
4,771

材料はホームセンターと100円ショップで調達しました
箱そのものは非常に安いのですが、金具類が意外と高いですね。

これは林道を走行しても箱が割れたり落下したりしないように強度にこだわったため、固定や補強用のパーツが多くなってしまったためです。

それにしても5,000円弱でできてしまうわけですから、金具類を少なくしてよりシンプルに仕上げれば、もっと安く作れそうです。



 バイクに固定する

走行中に落下したりしないように、確実に固定します。
キャリアの付いているバイクの場合、バンド等で容易に固定することができると思います。


↑ホームセンターで購入した荷締ベルトで固定。

がっちりと固定するコツは、キャリアとボックスの間にクッション製と厚みのあるものを挟み、バンドで固定すること。これがバンドに張力を与えてくれます。
ベルトではなく、ゴムロープでもいいかもしれません。

私は厚さ9mmのレジャー用のマット(銀マットでOK)を100円ショップで買い、適度な大きさに切って使っています。
ボックスをキャリアに金具で固定してしまっている方もいるようです。



↑荷締めベルト。
長さ2m、幅25mm、厚さ1.3mm、破断強度は350kg!確実に固定できます。



↑U字金具がふたにも取り付けてあります。

ゴムロープを付けておけば、バイクをちょっと降りるときにグローブをはさんだり、長靴のように箱に入れたくないものやテントなどの大物を積んだり。
これはかなり便利です。


 実際に使ってみて

実際に使ってみた感想ですが、容量が大きく、バイクに積載した状態でもふたの開閉が可能で、雨で中身が濡れる心配もなく、かなり使い勝手はいいです。

林道走行時も、がっちりと固定されているお陰で何の不安も無く、バンドを思い切り締めても補強のおかげで箱のゆがみはありませんでした。

難点としてはキャリア付きのバイクでなければ取り付けに難しい場合があることと、流線型のバイクにはちょっと見た目のバランスが悪いことでしょうか?

この箱の場合、耐荷重が80kgなので上に乗っても大丈夫、キャンプ場ではイスやテーブル代わりにつかうこともできます。

ホームページ上で、自作のテールボックスを紹介している方はたくさんいるようです。
いろいろ参考にしながら自分のバイクや旅のスタイルに合うオリジナルボックスを作ってみましょう。



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